メルロ=ポンティ現象学の知覚と認知的倹約家

メルロ=ポンティ現象学 

 

私たちはその現れが何であるかまずわかるという点で、ゲシュタルト的な全体を捉えている。

 

知覚の対象はゲシュタルトである。

知覚は、身体図式の循環回路により世界と支え合っているため、読みとろうとする以前にすでにその現れを方向性として受け取るインターフェースであり、内在的な意味の湧き上がりを見る。

解析や分析などをした結果として現れを認識するのではなく、瞬時に全体を受け止め対応することができる表現である。

 

現れは方向性の取り方との間でそのつど異なるまとまりをとる。

 

 

社会心理学等で使われる「認知的倹約家」

対人認知の際、相手が重要な人物でない場合、
外的要因ではなく内的要因に原因を置き、認知資源を節約し原因帰属を終了させること

 

なんかこのゲシュタルト的知覚と認知的倹約家を組み合わせてうまく理解したいと思ったけど
心理学の根拠を厳密学に見ることは不可能なのではないかと気付いたところタスケテ