メルロ=ポンティ現象学の知覚と認知的倹約家

メルロ=ポンティ現象学 私たちはその現れが何であるかまずわかるという点で、ゲシュタルト的な全体を捉えている。 知覚の対象はゲシュタルトである。 知覚は、身体図式の循環回路により世界と支え合っているため、読みとろうとする以前にすでにその現れを方…

高コンテキスト文化において記号のやりとりをする上で、 恣意性や意味をどのように補足しているのか ー会話におけるコンテキストの役割ー

1.はじめに 言語記号には恣意性があり、想起される意味には個人差がある。にも関わらず我々は母語話者同士の会話は成立すると期待し、記号のやりとりを試みている。拙稿では恣意性や意味の差異の補足方法について検討する。 2.言語記号の恣意性と…